川内優輝ボストンマラソン連覇し伝説となるか
川内優輝2018年ボストンマラソンで優勝しました
#TogetherForward #BostonMarathon pic.twitter.com/3fg8k3sUzz
— Japan Running News (@JRNHeadlines) April 16, 2018
女子マラソン優勝のデズリー・リンデンさんと。
ボストンマラソンスタート直後から飛び出した川内を2018年のテレビ解説者が
「目立ちたいのか? クレイジーだ! すぐにへたっちゃうよ」
と大爆笑~~~。
この大爆笑されてるところに、心が痛みます。
それほどあり得ない戦略でしたが、あの気候(寒くて雨が降った)にぴたりとハマった。
2017年優勝して2連覇をねらうキルイ選手は失速しスタートから飛び出した川内がそのまま引き離して優勝しました。
川内優輝が優勝のボストンマラソンはどんなレース?
世界中の市民ランナーが「一生に一度は走ってみたい大会」として憧れる大会です。
その理由は
◇1897年以来の長い歴史と伝統
◇資格タイムをクリアした“選ばれた市民ランナー”でなければ出場できないというハードルの高さ。
◇ボストンマラソンのコースは、前半は下りが続き、後半30km以降には超有名な心臓破りの坂が現れるという難コース
2019年ボストンマラソンでのメッセージボード
ハートブレイクヒル
しかし、沿道を埋め尽くす観客の応援が、疲れたランナーの背中を押してくれる大会でもあるそう💛
◇ボストンマラソンは2006年から開設された、マラソン版グランドスラムのワールドマラソンメジャーズ6大会の一つでもあります。
オリンピックと世界選手権も含めたポイントを競って総合優勝者を決める世界規模のシリーズとなっています。
川内優輝選手のボストンンマラソン前の評判は?
2013年ニューヨークシティマラソン出場時にニューヨークタイムズスポーツ記者がインタビューしています。
そのときの感想がこちら👇
カワウチは真のアマチュアランナーだ。
話し方に迷いがなかったし、率直な答えが次々と返ってきた。
スラングも使わず、公務員らしいなと感じた。
大会前からメディアに取り上げられていたため、ツイッターなどのソーシャルメディアでは、
ユウキ・カワウチ頑張れとTWEETされました。
川内優輝ボストンマラソンをサポートをしたブレット・ラナーさん
ボストンマラソン出場の経緯は意外な縁だった。
代理人であるブレット・ラナーさん(詳しく書きました))
2017年夏、大学の先輩に当たる同マラソン3連覇(3連覇!!!!)のビル・ロジャース氏(米国)と野球の米大リーグのレッドソックス-マーリンズ戦を観戦。
その時、ロジャース氏が川内へ向けて、ボストンマラソン出場のラブコールをした。
その動画をブレッド氏からもらった川内は
「偉大な選手から呼んでいただけるのはうれしいこと」と30分もしないうちに出場する意向を伝えたという。
川内優輝がボストンマラソン優勝の感想|「EKIDEN News」主宰の西本武司さん
◇ワールドマラソンメジャーズで勝つということは、世界ではとてつもなく価値がある
◇オリンピックでもない、世界選手権でもない、ワールドマラソンメジャーズで!
◇中でもボストンであることが重要!
◇ボストンに勝ったことで、川内はワールドクラスのブランドにまで成長した!
ホンダ”や“ソニー”がその名を轟かせたように、極東のいち公務員ランナーは、“世界のカワウチ”なったんです!
特別なトレーナーがいたわけじゃない。
陸上オタクのカナダ人(ブレットさんのこと)と、マラソンオタクの市民ランナーがタッグを組んで、ボストンマラソン優勝を勝ち取った。
今後、川内は、ボストンマラソン優勝者として、世界中どの大会にも出られるはずです。
まとめ
2020年、キプチョゲと同じチームメイトになられた、元西鉄の福田穣さん。
チームメイトに迎えられたその理由に、川内優輝が関係しています。
「2020年の福岡国際の2カ月後に別大マラソンを出たのが評価されたのかもしれない」
「まるでカワウチだね!」と。
➡短期間で世界中を転戦し、2018年ボストンを制した川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)にも通じるタフさが買われたようだと自己分析。
川内優輝のボストンンマラソン優勝はスゴイ事でした。
その年の「釧路湿原マラソン30km」に参加された川内ランナー。
ボストンマラソンのメダルをみんなに触らせてくれていました~~。
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