小平奈緒が勤務する相澤病院の場所は?ドラマ化の理事長はどんな人?
小平奈緒をサポートする相澤病院理事長の相澤孝夫さん小泉孝太郎主演でドラマ化へ
2018年の平昌オリンピックのスピードスケート女子500mで金メダルを獲得した小平奈緒選手。
彼女の所属が「相澤病院」と紹介されるたびに「あれ?」と不思議に思った人も多いはず。
わたしもそうでした。
スポーツ選手の所属先と言えば
・食品会社
・アパレル
・スポーツメーカーが一般的、つまりスポンサーです。
サポートするかわりに広告塔になってもらいます。
それが会社のイメージアップになり、当然売り上げも伸びてサポートするメリットがあるわけです。
でも必ずしもメリットになるとも思えない病院がなぜスケート選手への支援を決めたのでしょうか?
まず、相澤病院の場所から見ていきますね。
小平奈緒が勤務する「相澤病院」の場所と広さは?
社会医療法人財団慈泉会
相澤病院
〒390-8510
長野県松本市本庄2-5-1
小平奈緒さんと相澤孝夫さんとの出会いは何だった?
三才からスケートを始めた小平奈緒さん。
小平さんが11歳のときに行われた長野五輪。
そこで男子500メートルで金メダルを獲得した清水宏保氏のコーチを務めていた結城匡啓(ゆうきまさひろ)コーチの存在を知り、「将来は信州大へ」と決めた。
(結城まさひろコーチと)
信州大学を卒業後、長野の拠点を変えず競技を続けたいと希望していた小平さん。
しかし、不況もあり地元の企業には、良い返事をもらえずにいた。
結城コーチと相澤病院のスタッフとが知り合いだった
小平さんが病院でリハビリを受けていたという縁もあり、相沢病院を頼った。
相澤孝夫理事長は
<blockquote>「長野の人が長野で五輪を目指したいと言っているのに、どうして長野の企業は協力できないの。」
「みんなができないなら僕がやるよ」
と、まだ小平選手が無名だった2009年からサポート。
そのサポートにかかる金額は、年間約1000万円。
小平奈緒さんは事務員として雇用されましたが、理事長は競技に専念するよう指示。
そのかわりにバンクーバー五輪団体追い抜きで銀メダルを獲得(2010年)したときは、メダルを持って小平さんは病棟を回った。
持っているパワーを伝えてくれて患者さんもすごく元気になった。
これは、入院いていたら嬉しいですよね。
理事長自身もそんな人柄の小平さんのファンになったそうです。
小平奈緒が勤務する相澤病院は10数億円の赤字を抱え倒産の危機だった!
そんな、小平奈緒選手をサポートする素晴らしい病院ですが、じつは10数億の赤字を抱えていた時期があったんですね。
赤字になったわけ
◇病院の都合に患者さんを合わせていたため、評判が悪かった。
◇病院内でも過重労働が原因で大量の看護師が辞めた
◇6年間の累計赤字は17億円にも膨れ上がった。
相沢孝夫理事長の深く刻まれたお顔のしわ。
柔和な笑顔の中にも苦しい時期があったんだろうなぁ?と思ってしまいます。
1994年に相澤孝夫氏が理事長・院長に就任
徹底した経営改革に乗り出し、その手腕やビジネスモデルが全国で話題となりました。
相澤病院の理事長が改革したことは?
●相澤病院再生の軸となったのはコチラ
◇救命救急センターで24時間365日、軽症から重症まで全ての救急患者を受け入れた
◇救急医の診断後、必要に応じて各診療科の専門医と連携して治療にあたった
◇甲信越地方では初めて導入された先進がん治療施設の陽子線治療センターを併設した
これら、病院の再生のドラマを小泉孝太郎主演でドラマ化されました
「ドラマBiz 病院の治し方 ドクター有原の挑戦」
2020年1月20日(月曜日)10時より放送されました。
テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知/テレビせとうち/テレビ北海道/TVQ九州放送